子どもの遠足、何を着て行こう…?そんな悩みを抱えるアラフォーママは少なくありません。園や学校の行事とはいえ、保護者として周囲から浮かない程度の“きちんと感”を持たせながらも、子どもと一緒に歩いたり走ったりできる「動きやすさ」も求められる――それが“遠足コーデ”の難しさです。
さらにアラフォー世代は、体型の変化や骨格の違いによって、若いころと同じ服装では似合わない・しっくりこないと感じることもあるでしょう。そこで大切なのは、自分の「骨格」や「体型」に合ったコーディネートを選ぶこと。そして、季節やシチュエーションに応じた“ちょうどいい”服装を知っておくことです。
この記事では、アラフォーママ向けに、骨格や体型をカバーしながら、遠足というイベントにふさわしい「おしゃれで動きやすいコーデ」を徹底的に解説します。共通して使えるベーシックなアイテムから、季節別の工夫、シーン別のスタイルアドバイス、さらにはユニクロ・GU・しまむらなどのプチプラアイテムの活用方法まで、すぐに真似できる実例付きでご紹介。
「遠足は、親子で過ごせる貴重な時間」。そんな一日を、安心して楽しむためのアラフォー向け遠足コーデ術を、今すぐチェックしてみてください。
アラフォーママ必見!遠足コーデの基本スタイル
動きやすさと清潔感を両立するポイント
アラフォーママの遠足コーデでまず大切にしたいのが「動きやすさ」と「清潔感」のバランスです。園児や小学生と一緒に歩く、座る、しゃがむといった動作を伴う遠足では、見た目だけでなく機能性も欠かせません。
たとえば、ストレッチの効いたテーパードパンツやジョガーパンツは、座ったり動いたりしてもシワになりにくく、体型カバーも叶います。こうしたパンツスタイルに、きれいめなノーカラーシャツやシンプルなカットソーを合わせると、カジュアルながらも清潔感のある仕上がりになります。
また、丈感もポイントです。身長160cm前後のママであれば、トップスは腰骨よりやや下の丈にして、全体のバランスを整えると良いでしょう。着丈が短すぎるとしゃがんだ際に背中が見えてしまい、逆に長すぎると重たく見えてしまうため、適度な長さが求められます。
さらに、素材選びも重要です。汗をかいてもサラッと乾く吸湿速乾素材や、汚れても簡単に洗えるポリエステル混など、機能性の高い素材は遠足のようなアクティブなシーンに最適です。
たとえば、速乾タイプのポロシャツにセンタープレス入りのパンツを合わせると、カジュアルになりすぎず、品のある遠足コーデが完成します。運動会にも応用できるので、1枚持っておくと便利です。
このように、動きやすさと清潔感の両立は、アラフォーママにとって「実用性」と「見た目」のどちらも妥協しないための基本中の基本となります。
避けるべきNGアイテムとは?
アラフォー世代の遠足コーデで避けたいNGアイテムもいくつかあります。おしゃれに見えても、遠足というシーンでは実用的でないものや、浮いてしまうスタイルは避けた方が賢明です。
まず、ピンヒールや厚底サンダルはNGです。園児との歩行や広場での活動中に不安定になりやすく、けがのリスクがあるため、スニーカーやフラットシューズが無難です。見た目を優先して選びがちな「厚底スリッポン」も、地面が不安定な場所では足元がグラつきやすく注意が必要です。
また、露出の多いトップス(ノースリーブ、深Vネックなど)や、派手すぎる柄物(大きなロゴ、蛍光色)は避けるのがベターです。親子で過ごす学校行事では「控えめな印象」を持たれるスタイルが好印象となります。
さらに、タイトなスキニーパンツも、動きづらさや座ったときの窮屈さから敬遠されがちです。ぽっちゃり体型の方にとっては、お腹周りや太ももにフィットしすぎてしまうこともあるため、ややゆとりのあるシルエットを選ぶと安心です。
一方で、あまりにラフすぎるスウェット上下や、毛玉のついたニットなど「くたびれ感」のあるアイテムも避けたいところ。カジュアルと清潔感の境目を意識することが、アラフォーならではの品のあるコーデにつながります。
では次に、「浮かない」けれど「埋もれない」絶妙なコーデバランスの取り方について見ていきましょう。
「浮かない」けど「埋もれない」バランス術
遠足では保護者が大勢集まるため、「目立ちすぎず、地味すぎず」の絶妙なコーデが求められます。つまり、周囲に馴染みながらも、自分らしさやきれいめ感を少しだけ取り入れることがカギとなります。
たとえば、ベーシックな白シャツにベージュのチノパンというカジュアルなスタイルでも、足元に少し光沢感のあるスニーカーや、トートバッグをレザー調にするだけで「埋もれない」印象に仕上がります。アクセサリーも控えめに、華奢なピアスやシルバーのバングルなど、さりげなく添える程度で十分です。
また、カラー選びもバランスに大きく影響します。上下ともにダークトーンにすると重く見えがちですが、トップスにラベンダーやミントグリーンなどの淡い差し色を加えることで、明るさと季節感をプラスできます。
あるママは、ネイビーのシャツワンピースにホワイトのスニーカー、ベージュのキャップを合わせたところ、「シンプルだけど垢抜けて見えた」と周囲から好評だったそうです。
このように、「色・素材・小物」で少しだけアクセントを加えることで、遠足の場でも浮かずに自分らしさを表現できます。次は、季節ごとに最適な親子遠足コーディネート術をご紹介していきます。
季節別!春・秋の親子遠足コーディネート術
春の遠足コーデ:寒暖差対策と華やかさ
春の遠足は気温の変動が激しいため、1日の寒暖差に対応できるコーディネートが求められます。アラフォーママの場合、実用性に加えて「華やかさ」もさりげなく意識すると、顔まわりがパッと明るくなり写真映えもアップします。
基本は、薄手のインナーにカーディガンやシャツワンピースなどの羽織をプラスするレイヤードスタイルがおすすめです。たとえば、ユニクロのUVカット機能付きカーディガンは軽く持ち運びも便利で、体温調節に役立ちます。中には七分袖のボーダーカットソーを合わせると、カジュアル感も出て遠足向きの装いになります。
ボトムスはテーパードやワイドパンツが万能です。春らしくアイボリーやライトベージュなどの明るいカラーを選ぶと、清潔感と軽やかさが引き立ちます。ぽっちゃり体型が気になるママには、縦のラインが強調できるセンタータック入りのパンツや、落ち感のある素材がおすすめです。
また、小物で春らしさを取り入れるのもポイント。たとえば、淡いピンクやグリーンのキャップ、フラワーモチーフのスカーフなどを首元やバッグに巻くだけで、コーデに奥行きが生まれます。
このように、春の遠足コーデは「寒さ対策」と「華やかさ」のバランスを意識することで、動きやすくおしゃれなスタイルに仕上がります。
秋の遠足コーデ:レイヤードで旬を取り入れる
秋は朝晩の冷え込みに注意しつつ、日中は動くと汗ばむこともあるため、調整しやすいレイヤードが鍵となります。さらに、落ち着いた色味や旬の素材を取り入れることで、季節感を演出できます。
たとえば、薄手のスウェットやニットベストに、シャツやロンTを重ねると程よいトレンド感が出せます。インナーをホワイト、アウターをモカやカーキなどの秋色にすれば、遠足シーンでも浮かずに季節感を楽しめます。
ボトムスにはストレッチ入りのデニムやツイル素材のパンツを選ぶと、動きやすく耐久性もあり安心です。身長が低めの方(150cm台)でも重たくならないように、足首が見えるアンクル丈にするとバランスが良く見えます。
また、秋はおしゃれの幅が広がる季節なので、帽子やバッグにも注目です。ウール素材のキャップや、ショルダーにもなる2WAYトートは、機能性とデザイン性の両方を満たしてくれます。
あるママは、オリーブグリーンのパンツにベージュのシャツジャケットを羽織り、足元にホワイトスニーカーを合わせたところ、「シンプルだけど秋らしい」と周囲から褒められたそうです。
このように、秋の遠足ではレイヤードスタイルをベースに、旬の色や素材で季節感を取り入れると、洗練されたアラフォーコーデが実現できます。
季節の変わり目の「困った」に効くアイテム
春や秋の季節の変わり目は、「朝は寒いけど昼は暑い」「風が強くて髪が乱れる」など、服装選びがとにかく難しい時期です。そんな“困った”を解決するには、万能なアイテムを数点押さえておくのが正解です。
まずおすすめしたいのが「ライトアウター」です。マウンテンパーカーやシャツジャケット、ナイロンブルゾンなどは軽量かつシワになりにくく、カジュアルな遠足コーデにも馴染みます。ベーシックカラーを選べば、他のアイテムとも合わせやすくなります。
また、「薄手ストール」は首元の寒さ対策にもなり、日差し除けとしても活用できます。バッグにひと巻きしておけば、アクセントとしても優秀なアイテムです。素材はコットンやリネンが扱いやすく、肌触りも優しいためおすすめです。
さらに、帽子選びも重要です。UV対策と髪の乱れカバーの両方を叶える「キャップ」や「つば広ハット」は、カジュアルながらもきちんと感が出せるため便利です。特に親子でリンクできるアイテムにすると、見た目にも統一感が出ます。
あるママは、日差しの強い春の遠足に「UVカットパーカー・タンクトップ・クロップドパンツ・キャップ」の組み合わせで参加し、「急な暑さにも寒さにも対応できた」と話していました。
このように、季節の変わり目は予想外の天候にも柔軟に対応できるアイテムを取り入れることで、快適かつおしゃれな遠足スタイルが完成します。次は、アラフォーの体型をカバーしながら魅力を引き出す、体型別のコーデ術を詳しく見ていきましょう。
アラフォー体型カバー術付き!体型別コーデ
ぽっちゃりママ向け:縦ライン強調スタイル
アラフォー世代になると、多くのママが「産後太りが戻らない」「下半身にボリュームが出やすい」といった体型の変化を感じています。そんなぽっちゃりママには、縦ラインを意識したコーディネートが最も効果的です。
たとえば、ロング丈のシャツワンピースを羽織として使い、インナーには無地のTシャツとストレートパンツを合わせるだけで、体の縦のラインが自然に強調されて、すっきりとした印象に。パンツはセンタープレスやタック入りのデザインを選ぶことで、脚のラインをまっすぐに見せてくれます。
また、トップスはVネックやスキッパーシャツなど、デコルテを少し見せるデザインを選ぶと、顔まわりが明るく抜け感も演出できます。特に首元が詰まったデザインは上半身に厚みを感じさせやすいため、避けるのが無難です。
カラー選びも体型カバーには大切な要素です。濃いめのネイビーやチャコールグレーなどの引き締め色をベースに、差し色としてくすみピンクやブルーグリーンなどを取り入れると、やさしい雰囲気に仕上がります。
実際に、身長158cm・体重65kgのママが「黒のストレートパンツ+白T+カーキのロングシャツ」のコーデで遠足に参加したところ、「スッキリ見える」と好評だったという声もあります。
このように、縦ライン・Vネック・引き締めカラーの3点を意識するだけで、ぽっちゃり体型も無理なくカバーしながらおしゃれを楽しめます。
骨格ストレート・ウェーブ別の正解コーデ
アラフォーになると「何を着ても似合わない」と感じることも増えてきますが、実はそれ、体型ではなく「骨格」に原因がある場合も。自分の骨格タイプを知っておくと、服選びの迷いが減り、遠足コーデにも自信が持てるようになります。
まず、筋肉質で体に厚みがある「骨格ストレート」タイプは、直線的なシルエットやハリのある素材がよく似合います。たとえば、シンプルな白シャツにテーパードパンツ、腰にかけて軽くウエストマークできるカーディガンを合わせると、上半身の重心が高く見え、スタイルアップ効果も狙えます。
一方で、華奢でやや下重心の「骨格ウェーブ」タイプは、柔らかい素材やふんわりとしたシルエットが得意です。たとえば、リブニットにAラインスカート、またはジョガーパンツを合わせ、ウエスト部分でタックインしてメリハリを作ると、バランスの良い遠足スタイルが完成します。
たとえば、骨格ストレートのママがふわっと広がるギャザースカートを履くと下半身が重く見えがちですが、骨格ウェーブのママが着ると自然に馴染みます。逆にウェーブの人が直線的なパンツを選ぶと、やや硬い印象になることもあります。
このように、自分の骨格に合った素材とシルエットを選ぶことで、遠足のコーディネートも格段にしっくりくるものに変わります。
スッキリ見えするカラー&素材選び
体型を問わず「スッキリ見える」印象を与えるには、色と素材の選び方も非常に重要です。特に遠足のような屋外イベントでは、光の加減や汗による素材の変化も影響するため、見た目の清潔感が左右されやすいです。
まず色選びでは、上下をワントーンまたは近い色でまとめる「ワントーンコーデ」が効果的です。特にベージュやグレー系でまとめると、大人の落ち着きを感じさせつつ縦長効果も生まれます。トップスを淡色、ボトムスをやや濃い色にすると、視線が上に集まりバランスが良くなります。
素材は、ハリ感のあるコットンやストレッチ入りポリエステルがおすすめです。柔らかすぎる素材は体のラインを拾いやすく、かえって膨張して見えることがあります。逆に固すぎる素材は動きにくいため、適度な張りと伸縮性を備えたものが最適です。
たとえば、厚手のカットソーやオックスフォード素材のシャツは体のラインを拾いにくく、シルエットがきれいに出るため、アラフォーママの遠足コーデに向いています。さらに、小物もバッグや靴をブラックやネイビーで引き締めると、全体がまとまって見えます。
このように、色と素材に気を配ることで、体型をカバーしつつ品のある「スッキリ見え」が実現できます。次は、遠足コーデを一段と引き立てる、靴・バッグ・小物の選び方についてご紹介します。
靴・バッグ・小物で差がつく!遠足コーデ小技集
疲れない&おしゃれなシューズ選び
遠足は長時間の歩行や芝生・砂利道を歩く場面も多いため、シューズ選びは見た目以上に重要なポイントです。アラフォーママにとっては、足への負担を減らしつつおしゃれにも気を抜かないアイテム選びが求められます。
基本はスニーカーがベスト。特にクッション性の高いインソールが入ったモデルや、軽量タイプのランニングシューズは一日中履いても疲れにくく、機能面でも優秀です。たとえば、ニューバランスやアシックスのウォーキングスニーカーは、幅広の足にもフィットしやすく、幅広い年代に人気があります。
一方で、カジュアル過ぎない雰囲気を出したい場合は、スリッポンタイプやレザー調のスニーカーもおすすめです。色はベージュ・グレー・ネイビーなど落ち着いたカラーを選ぶと、どんなコーデにも馴染みやすく、上品にまとまります。
あるママは、「黒の細身スニーカー+アンクル丈のパンツ」の組み合わせで遠足に参加し、「足が細く長く見える」と褒められたというエピソードも。シューズのデザインとパンツの丈感のバランスが大切です。
このように、足元は快適さとおしゃれの両立がポイント。歩きやすさを第一に、デザインにもこだわると遠足がより楽しくなります。
両手が空くリュックvs.きれいめトート
子どもと一緒に遠足に参加するママにとって、「両手が空くかどうか」はバッグ選びの重要な判断基準となります。リュックとトートバッグ、それぞれにメリットがあるため、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
リュック派のメリット:
両手が完全に空くため、子どもの荷物を持ったり、手を引いて歩くときにも安心です。重さが両肩に分散されるため、身体への負担も少なめ。ナイロン製のリュックは軽量で汚れにも強く、屋外のイベントにぴったりです。特にアネロやマリメッコなどのシンプルで上品なデザインは、カジュアルになりすぎずアラフォーママにも人気があります。
きれいめトート派のメリット:
「カジュアルすぎるのは避けたい」というママには、かっちりとしたフォルムのトートバッグがおすすめ。内ポケット付きのものや、ショルダーとしても使える2WAYタイプを選べば、実用性もカバーできます。素材はレザー調やキャンバス生地がバランスよく、きちんと感と使いやすさを両立できます。
たとえば、あるママは「普段はリュックだけど、集合写真があるときはトートにチェンジする」と場面で使い分けているそうです。
このように、バッグは動きやすさ・荷物の量・コーデの雰囲気に合わせて選ぶことで、遠足当日も快適に過ごせます。
帽子・アクセ・UV対策アイテムの正解
遠足では紫外線対策も欠かせません。アラフォーママの肌は日焼けがシミやくすみに直結しやすいため、ファッション性だけでなく「守る」意識も大切です。
まずおすすめなのが、UVカット機能付きのキャップやつば広ハット。ナチュラルカラーのものを選べば、どんなコーデにも馴染みやすく、顔まわりの陰影で小顔効果も狙えます。風が強い日でも飛ばされにくいあご紐付きタイプも実用的です。
また、サングラスやアームカバーも取り入れると、より徹底した日焼け対策が可能です。特に手の甲や首元は日焼けしやすいため、UVカットストールや手袋を活用するとよいでしょう。
アクセサリーは大ぶりのものより、ピアスやブレスレットなど小ぶりで華奢なデザインがおすすめです。遠足という場では過度な装飾は避け、ナチュラルにまとめることで洗練された印象になります。
実際に、帽子とピアスを色味でリンクさせたり、ストールをバッグの取っ手に巻いたりといった工夫をするだけで、シンプルなカジュアルコーデがぐっと垢抜けます。
このように、帽子・アクセサリー・UV対策アイテムをうまく取り入れることで、機能性とおしゃれを兼ね備えた遠足スタイルが完成します。次は、人気のプチプラブランドを活用したアラフォー遠足コーデをご紹介します。
ユニクロ・GU・しまむらで作る!プチプラ遠足コーデ
高見えするアイテムの選び方
「できるだけ予算を抑えたいけれど、チープに見えるのは避けたい」。そんなアラフォーママの強い味方になるのが、ユニクロ・GU・しまむらのプチプラブランドです。選び方さえ押さえれば、手頃な価格で高見えする遠足コーデが叶います。
ポイントは素材とシルエットに注目すること。たとえば、ユニクロの「感動パンツ」シリーズはシワになりにくく、センタープレスが入っていることできちんと感も演出できます。GUなら、コットンブレンド素材の「ロングテーラードシャツ」がきれいめにもカジュアルにも使えて万能です。
また、色選びも高見えには重要です。モノトーンやくすみカラーを選ぶと安っぽく見えにくく、コーデ全体に統一感が出ます。しまむらの「HK WORKS LONDON」シリーズは、落ち着いたトーンと洗練されたデザインが特徴で、アラフォー世代にもおすすめです。
たとえば、ママ友との遠足で「GUのバンドカラーシャツ+ユニクロのテーパードパンツ+しまむらのリュック」で組んだコーデが、「ブランド物に見えた」と話題になったことも。プチプラでもポイントを押さえれば、十分に“高見え”は可能です。
このように、素材・色・シルエットを意識することで、プチプラでもおしゃれで上品な遠足コーデが完成します。
全身1万円以内で完成コーデ例
ここでは、実際に「全身1万円以内」で完成する遠足コーデの一例をご紹介します。すべてユニクロ・GU・しまむらで揃うアイテムで、アラフォー世代にもぴったりな動きやすく清潔感のあるスタイルです。
コーデ例:
- GU/オーバーサイズバンドカラーシャツ(1,990円)
- ユニクロ/スマートアンクルパンツ(2,990円)
- しまむら/シンプルスニーカー(1,500円)
- しまむら/ナイロンリュック(1,900円)
- GU/UVカットキャップ(990円)
合計金額:9,370円(税込)※店舗によって価格差あり
このコーデは動きやすさと清潔感を兼ね備えており、春・秋どちらの遠足でも応用可能です。シャツの前を軽く開けて着こなすことで、こなれ感もプラス。バッグや帽子をリンクカラーにすることで全体に統一感も生まれます。
このように、1万円以内でも“今っぽい・動きやすい・体型カバーできる”遠足コーデは十分に実現できます。
コスパ優秀!買って正解アイテム5選
数あるプチプラブランドの中でも、アラフォー遠足コーデに特におすすめしたい「買って正解」なアイテムを5つ厳選してご紹介します。
- ユニクロ/感動パンツ:シワにならずきちんと感あり。センタープレス入りで縦ライン効果も抜群。
- GU/バンドカラーシャツ:羽織にもインナーにも使え、体型カバーにも効果的。薄手で春秋兼用。
- しまむら/撥水ナイロンリュック:軽くて大容量。急な雨にも強く、ママバッグとしても優秀。
- GU/UVカットキャップ:シンプルなデザインでどんなコーデにも合わせやすく、日焼け対策もばっちり。
- ユニクロ/エアリズムUVカットカーディガン:温度調節&紫外線対策に便利。かさばらずバッグにINできる。
たとえば、上記5点を揃えておけば、普段の公園遊びや運動会など他のシーンでも着回しが効くため、無駄がなくコスパも抜群です。
このように、プチプラでも“長く使える・高機能・着回し力あり”のアイテムを選ぶことで、遠足コーデの満足度は格段に上がります。次は、遠足シーン別に最適なコーデのスタイルを紹介していきます。
遠足シーン別おすすめスタイル
動物園・公園系:動きやすさ重視のカジュアル
動物園や広めの公園で行われる遠足は、歩く距離が長く、地面の状態も芝や砂利などさまざま。そのため、最も重要なのは「動きやすさ」です。アラフォーママにとっては、体を動かしやすく、それでいて“きちんと見え”も叶えるカジュアルスタイルがベストです。
たとえば、ストレッチ入りのテーパードパンツに、撥水加工のあるマウンテンパーカーを羽織るスタイルは機能性と清潔感の両立が可能です。インナーは吸汗速乾素材のTシャツを合わせれば、汗をかいても快適に過ごせます。
足元はスニーカー一択。段差や坂道も多いため、クッション性のあるものを選ぶと疲れにくく安心です。帽子はキャップタイプで動きやすさをキープしながら、紫外線対策もできます。
親子で色を揃えたり、同じブランドのシャツを選ぶだけでもリンク感が出て、写真映えもばっちりです。
このように、動物園や公園での遠足には「動きやすさ」と「機能性」に重点を置いた、カジュアルなコーディネートが最適です。
バス移動・屋内系:きれいめアクティブ
バス移動がメインの遠足や、博物館・工場見学などの屋内施設の場合は、過度にアクティブな服装よりも「きれいめカジュアル」がしっくりきます。室内では座ったり歩いたりする機会が多いため、シワになりにくい素材や、脱ぎ着が簡単なアイテムを選ぶのがポイントです。
たとえば、きれいめなカットソーと、センタープレス入りのアンクルパンツを組み合わせたスタイルに、薄手のロングカーディガンを羽織れば、程よい上品さをキープしつつ動きやすさも確保できます。
バッグはA4サイズが入るトートバッグや、ショルダー付きの2WAYタイプが便利です。資料や配布物を入れる可能性もあるため、収納力ときれいめデザインを兼ねたものがおすすめです。
実際に、あるママは「ネイビーのカーディガン+白シャツ+グレーパンツ+ローファー風スニーカー」のコーデで参加し、「キレイだけど堅すぎない」と先生からも好印象だったそうです。
このように、バス移動や屋内施設の遠足には、清潔感ときちんと感を意識したアクティブきれいめスタイルが適しています。
学校行事・集合写真あり:ちょいキチンと感演出
集合写真がある遠足や、学校主催の正式な行事として行われる場合は、「カジュアルすぎない」ことを意識する必要があります。特にアラフォー世代のママは、全体の雰囲気を壊さず、清潔感ときちんと感を両立したスタイルが求められます。
おすすめは、ワイドパンツ+シャツ+カーディガンまたはジャケットの組み合わせ。色はネイビーやベージュ、ホワイトなど落ち着いたトーンを選び、柄物を避けることで写真に映っても安心です。
トップスはアイロン不要のシャツやブラウスが便利で、しわにならず朝の支度も時短に。足元は、きれいめなスリッポンやバレエシューズなどでもよいですが、歩く距離が長い場合はシンプルなスニーカーが無難です。
また、アクセサリーや髪型もナチュラルなものを選び、「派手すぎず、きちんとしている」印象を目指しましょう。あるママは「シンプルな白ブラウス+くすみピンクのパンツ+アイボリースニーカー」の組み合わせで参加し、「写真でも自然な感じで良かった」と感じたそうです。
このように、学校行事系の遠足では、ちょっとだけきちんと感を足すことで、浮かずに品よくまとまったコーディネートになります。次は、親子で楽しめる「さりげないリンクコーデ」のコツをご紹介します。
親子リンク・さりげないペアルックのすすめ
やりすぎ感ゼロ!色や柄でリンクさせるテク
親子でのお出かけ、せっかくならコーディネートにも少しだけリンク感を持たせたいと思うママも多いのではないでしょうか。ただし、全く同じ服を着る「ガチなペアルック」はアラフォー世代にはやや気恥ずかしく感じることも。そこでおすすめなのが、「色」や「柄」をさりげなく合わせるリンクコーデです。
たとえば、ママはベージュのワイドパンツ+白シャツ、子どもはベージュのチノパン+白Tシャツというように、トーンや雰囲気を合わせるだけで「リンクしている感」が出ます。また、ボーダー柄やチェック柄などの“定番柄”で合わせると、自然で写真映えもします。
アクセントカラーを合わせるのもおすすめです。たとえば、親子でネイビーのキャップや、同じカラーのスニーカーを履くだけで、一気に統一感のある親子スタイルが完成します。
このように、アイテムを“揃える”のではなく“合わせる”という発想でリンクコーデを作ると、大人も子どもも無理なく楽しめます。
子どもも喜ぶリンクアイテムとは
親子リンクコーデをする際、「どんなアイテムでリンクさせるか」はとても重要です。特に小さな子どもは、見た目だけでなく“ママとおそろい”ということ自体に喜びを感じるため、リンクアイテム選びも工夫が必要です。
おすすめなのは、帽子・靴・リュック・トップスなどのベーシックアイテム。たとえば、色違いのキャップや同じブランドのスニーカー、ロゴTシャツなどは、無理なく日常にも使えるのでリンクしやすいアイテムです。
あるママは「子どもが自分で選んだ黄色のスニーカーに合わせて、自分もイエローのカーディガンを羽織った」とのことで、リンク感が出て、子どもも終始ご機嫌だったそうです。
また、子どもが着替えやすいようなデザインや、汚れても気にならない素材を選ぶと、実用性の面でも安心です。リンクコーデはあくまで“楽しむ”ものであり、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
このように、リンクアイテムは日常にも使えるものから選ぶと、親子どちらにとっても嬉しいポイントが増えます。
Instagramで人気の親子リンク例
Instagramでは、おしゃれな親子リンクコーデを発信しているママが多数います。その中でも人気なのは、「さりげない統一感」と「実用性」の両立ができている投稿です。
たとえば、ママはネイビーのロングシャツ+白パンツ、子どもはネイビーのTシャツ+白ショートパンツという組み合わせ。どちらも無地でシンプルながら、カラーを合わせて統一感が出ており、多くの「いいね!」が集まっています。
また、親子でGUの同じボーダーTシャツを着て、ママはロングスカート、子どもはハーフパンツというスタイルも人気です。上下を変えることで自然なリンクコーデとなり、無理のない可愛さが演出できます。
Instagramをチェックすると、他にも「親子でキャップのロゴをおそろいに」「スニーカーだけリンクする」といった、細部での工夫が光る投稿が多くあります。
このように、SNSでは“日常に溶け込むリンクコーデ”が注目されており、遠足でも簡単に取り入れられるスタイルが多く存在します。次は、アラフォーママにありがちな遠足ファッションの失敗例と、それをどう回避するかを紹介します。
アラフォーママの“あるある”失敗とその回避策
浮きすぎ・地味すぎ問題をどう防ぐ?
アラフォーママが遠足コーデでよく陥りがちな悩みが「ちょっと浮いてしまった」「逆に地味になりすぎた」というバランス感のミスです。若いママたちと並んだときに気後れしたり、自分だけなんとなく野暮ったく見えてしまったり…。その微妙な違和感は、ほんの小さな工夫で解消できます。
浮きすぎを防ぐには、「トレンドの取り入れすぎ」に注意しましょう。たとえば、大柄プリントやビビッドなカラーは写真で目立ちやすく、他のママたちと雰囲気が合わないこともあります。シンプルなベースの中に、差し色や小物でトレンド要素を“少しだけ”取り入れるのが大人のバランス感です。
一方、地味すぎるコーデは「無難な色ばかりでまとめてしまう」ことが原因になりがち。ベージュやグレーなどのベーシックカラーでまとめる場合でも、素材の違いやシルエットで変化をつけることが大切です。リネン混のシャツやタック入りのパンツなど、立体感のあるアイテムを選ぶと、一気に垢抜けた印象になります。
あるママは「オールブラックコーデだったけれど、白のキャップとベージュのリュックを合わせたら程よく軽さが出た」と話していました。このように、色や質感の“抜け”を意識するだけで、印象ががらりと変わります。
このように、浮きすぎず、地味すぎないスタイルには「適度な引き算と足し算」が鍵になります。
機能性 vs. おしゃれ…優先すべきは?
遠足というイベントにおいて、ママコーデに求められるのは“おしゃれさ”だけではありません。むしろ、「長時間動きやすい」「子どものサポートがしやすい」「汚れても気にならない」など、機能性が最優先される場面も多くあります。
とはいえ、すべてを機能重視にしてしまうと、いわゆる“作業着っぽさ”が出てしまうことも。そこでおすすめなのは、ベースを機能性の高いアイテムで揃え、小物やカラーで“おしゃれ感”を加える方法です。
たとえば、速乾素材のパンツに吸湿性の高いTシャツというアクティブなベースに、ストールやバングル、キャップなどの小物を組み合わせることで、簡単におしゃれさをプラスできます。
実際にあるママは、「ユニクロのドライTシャツにしまむらのテーパードパンツ、ベージュのリネンシャツを羽織ったコーデ」で参加し、見た目も涼しげで動きやすかったと話していました。
このように、遠足コーデは“機能性をベースに、おしゃれをちょい足し”が正解です。
急な天候変化・トイレ問題にも強い服選び
遠足では、急な雨や強風、予想以上の暑さや寒さなど、天候によるトラブルも少なくありません。また、子どものトイレに付き添うシーンでは、ママ自身の服装の「脱ぎ着しやすさ」や「しゃがみやすさ」も重要なポイントとなります。
急な天候変化には、折りたたみの撥水パーカーやナイロンジャケットが大活躍します。リュックやトートに入れてもかさばらない軽量タイプを選ぶと◎。また、朝寒くて日中暑くなることを考慮し、インナーには汗ばみにくい素材を選ぶことも忘れずに。
トイレ問題対策としては、ワンピースやロンパースタイプは避け、上下が分かれたスタイルがベター。パンツはウエストゴムタイプやストレッチ素材を選ぶと、座る・しゃがむ動作もラクにこなせます。
また、ロング丈のシャツやカーディガンは腰まわりを自然にカバーできるため、屋外での着替えや風よけとしても便利です。
このように、予測できない天候や行動に柔軟に対応できる服選びが、ストレスのない遠足を実現する鍵となります。次は、2025年春夏の最新トレンドと、アラフォーでも無理なく楽しめる流行の取り入れ方をご紹介します。
今年のトレンドを取り入れるには?
2025年春夏の注目カラーとアイテム
2025年春夏のファッショントレンドでは、「自然との調和」や「リラックス感」がキーワードとして注目されています。アラフォーママの遠足コーデに取り入れやすいカラーやアイテムを意識することで、無理なく今っぽさを演出できます。
まず、注目カラーは「セージグリーン」「ペールブルー」「サンドベージュ」などのニュアンスカラー。どれも肌なじみが良く、カジュアルなシーンでもきれいにまとまる色味です。白やグレーとの相性も良く、取り入れるだけでコーデが垢抜けて見えます。
アイテム面では、「セットアップ風のコーデ」や「シアー素材のトップス」「カーゴパンツ」「アウトドアディテールを持つブルゾン」が人気傾向にあります。たとえば、軽量なカーゴパンツに、シアー感のあるシャツを合わせると、程よいトレンド感と動きやすさが両立できます。
また、裾や袖口にギャザーが入った“ドローストリングデザイン”のアイテムも豊富に出ており、ウエスト調整が可能な機能性と可愛らしさが共存しています。
このように、2025年春夏のトレンドは、アラフォー世代でも取り入れやすい色とデザインが多く、遠足コーデにもしっかりと馴染むスタイルが揃っています。
遠足にも使えるトレンドアイテム着回し術
トレンドアイテムは、着こなし方次第で“遠足だけでなく普段着にも活用できる”便利な存在になります。アラフォーママにとって、コーデの幅を広げつつ実用性もキープできるアイテムを選ぶことがポイントです。
たとえば、「シアーシャツ」は羽織にもなるため、朝の肌寒い時間帯には軽く羽織り、昼には腰に巻いてアクセントにするという使い方ができます。色はミントグリーンやアイスグレーなどのトレンドカラーを選ぶと旬の印象に。
「カーゴパンツ」も2025年春夏の注目アイテムですが、カーキやサンドカラーを選べば、遠足シーンにもぴったり。ストレッチ素材で動きやすいものを選べば、公園遊びや運動会などでも活躍します。
さらに、「ドローストリングシャツワンピ」はウエストの絞りでスタイルにメリハリがつき、1枚でも羽織としても着られる万能アイテムです。ベルトや靴の色で印象を変えれば、通勤コーデにも応用可能です。
このように、トレンドアイテムも選び方と着回しを工夫すれば、遠足だけでなく普段使いにも大活躍します。
40代でも無理なく楽しめる流行の取り入れ方
流行を追うのは楽しい反面、「若作りに見えないか心配」「無理してる感が出ないか気になる」というアラフォーママの声も多くあります。しかし、トレンドは“全部取り入れる”のではなく、“自分らしくアレンジして取り入れる”のがポイントです。
たとえば、トレンドカラーを小物で取り入れるだけでも、全体の雰囲気が一気に今っぽくなります。ネイル、スニーカーのライン、バッグのワンポイントなど、さりげない部分にこそトレンド感を持たせると、自然でおしゃれな印象になります。
また、トレンドのシルエットは“ゆるすぎず、細すぎず”のバランスが大切です。オーバーサイズのトップスを選ぶなら、ボトムスはスリムなテーパードパンツに。反対に、ワイドパンツを履くならトップスはコンパクトにまとめると、スタイルが良く見えます。
あるママは、「ピンクベージュのシアーシャツを取り入れたけど、インナーとボトムは定番色にしたから派手にならず安心して着られた」と話していました。
このように、アラフォー世代でもトレンドは“引き算”で取り入れることで、年齢に合った自然なファッションが楽しめます。
まとめ
アラフォーママにとっての遠足コーデは、ただのおしゃれではなく、「動きやすさ」「清潔感」「体型カバー」「季節感」「場の空気に合うこと」など、さまざまな要素のバランスが求められるスタイルです。
基本スタイルでは、カジュアルすぎずきれいめすぎない「ちょうどよさ」を意識し、シーン別・季節別のコーデ選びでは、実際の行動に即した服装がカギになります。また、骨格や体型を活かしたコーデ術、小物の取り入れ方、プチプラブランドの上手な活用まで、工夫次第で印象は大きく変わります。
さらに、親子で楽しむさりげないリンクコーデや、ありがちなファッションの失敗を避けるための対策、2025年春夏のトレンドの取り入れ方なども知っておけば、遠足という特別な1日をより自信を持って過ごすことができるでしょう。
「動きやすくておしゃれ」「浮かないのに埋もれない」そんな遠足コーデで、思い出に残る時間をぜひ楽しんでください。