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タッパとは?身長を表す意味・語源と「タッパー」との違いを解説

雑学
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「あの人はタッパがある」「タッパがでかい」と聞いて、「タッパって身長のこと?」「食べ物を入れるタッパーとは違うの?」と疑問に思うことがあります。

結論からいうと、「タッパ」は建築物などの高さを表す言葉で、日常会話では人の身長や背丈を指す俗語として使われます。

例えば、「タッパがある人」は「背が高い人」、「タッパが足りない」は「身長や高さが足りない」という意味です。

一方、食品保存容器を指す「タッパー」は、アメリカ発の保存容器ブランド「Tupperware(タッパーウェア)」に由来する別の言葉です。

言葉・場面 意味 使い方の例
タッパ(日常会話) 人の身長・背丈 「彼はタッパがある」=背が高い
タッパ(建築) 建物や天井などの高さ 「天井のタッパが高い」=天井が高い
タッパ(舞台) 舞台装置や大道具などの高さ 「セットのタッパを確認する」
タッパー(保存容器) 食品を保存する容器の呼び方 「おかずをタッパーに入れる」

どの意味なのかは、会話の前後に出てくる言葉から判断できます。

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「タッパがある」「タッパがでかい」は身長が高いという意味

人について「タッパがある」と言う場合は、基本的に身長が高いことを表します。

小学館『デジタル大辞泉』では、「立っ端(たっぱ)」を建築用語の高さに加え、一般的な物の高さや背の高さを指す言葉として説明しています。

また、『精選版 日本国語大辞典』でも、建築・建造物の高さから転じて、人の背の高さを表す俗語になったことが示されています。

詳しくはコトバンク「立端(たっぱ)」の意味で確認できます。

「タッパがある」の使い方と例文

身長について話すときは、次のように使います。

  • 「あの選手はタッパがあるね」=あの選手は背が高いね。
  • 「タッパがあるから遠くからでも目立つ」=身長が高いので目立つ。
  • 「この役はタッパのある俳優が似合いそう」=背の高い俳優が似合いそう。
  • 「思っていたよりタッパがある」=想像していたより身長が高い。

特に、スポーツや舞台、芸能など、人の身長が話題になる場面で使われることがあります。

ただし、「タッパがある」は身長についての表現です。筋肉が多い、肩幅が広いといった体格全体の特徴を必ず含むわけではありません。

「タッパがでかい」「タッパがない」はどういう意味?

「タッパがでかい」は、くだけた言い方で「背が高い」「身長が大きい」という意味です。

反対に、「タッパがない」は「背があまり高くない」「必要な高さが足りない」という意味で使われます。

例えば、バスケットボールの話で「タッパがないけど動きが速い」と言えば、身長は高くないものの、素早く動けるという意味になります。

なお、「タッパがない」は特定の身長以下を示す言葉ではありません。比較する相手や状況によって意味合いが変わります。

タッパの語源は建築用語の「立端・建端」

身長を意味する「タッパ」は、もともと建築などで使われていた高さを表す言葉から広がったものです。

漢字では、主に次のように表記されます。

  • 立端(たっぱ)
  • 建端(たっぱ)
  • 立っ端(たっぱ)
  • 建っ端(たっぱ)

建築の世界では、建物や軒、壁、天井などの高さを表す際に使われます。

住宅建材メーカーDAIKENの建築用語集「タッパ」でも、建築現場で天井高などを指す言葉であり、日常会話では人の身長を表す俗語として使われると説明されています。

つまり、建物や物の「高さ」を表す言葉が、人間の「背の高さ」にも使われるようになったと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、言葉が生まれた正確な年代や、最初に誰が使ったのかまでは明確ではありません。英語の「top」が変化したという説もありますが、一つの説を確定した語源として扱うことはできません。

建築現場ではどんな意味で使う?

建築では、例えば次のような言い方があります。

  • 「この部屋はタッパが高い」=天井が高い。
  • 「軒のタッパを確認する」=軒の高さを確認する。
  • 「壁のタッパが足りない」=必要な壁の高さが不足している。

ただし、実際の設計や施工では、どこからどこまでの高さなのかを明確にする必要があります。

「タッパ」という言葉だけで寸法の基準位置がすべて決まるわけではないため、図面や正式な指示では「天井高」「軒高」などの具体的な名称と寸法を確認します。

舞台・演劇でも「タッパ」を使う

舞台や演劇の現場でも、「タッパ」は大道具や舞台装置の高さを表します。

例えば、「このセットはタッパが高い」と言えば、舞台セットの高さが大きいことを意味します。

また、稽古場で大きな舞台装置を組み立てる場合には、「必要なタッパが確保できるか」といった使い方をすることもあります。

日本劇場技術者連盟の劇場用語解説でも、タッパは大道具や舞台などの高さを表す用語として紹介されています。

「タッパ」と保存容器の「タッパー」は関係ある?

名前が似ているため混同しやすいですが、身長の「タッパ」と、食品保存容器の「タッパー」は、由来の異なる言葉です。

食品保存容器の「タッパー」は、アメリカのブランド「Tupperware(タッパーウェア)」に由来します。

タッパーウェア公式サイトによると、発明家アール・タッパーが1940年代に密閉できるプラスチック容器を考案したことが、ブランドの始まりです。

詳しくはTupperware公式「ブランドの歴史」(英語)で紹介されています。

また、小学館『デジタル大辞泉』では、「タッパーウェア」と「タッパー」は商標名であると説明されています。

コトバンク「タッパーウエア」の意味でも確認できます。

「タッパー」はどんな保存容器にも使っていい?

日常会話では、メーカーを問わず、ふた付きの食品保存容器を「タッパー」と呼ぶことがあります。

例えば、「昨日のおかずをタッパーに入れておいて」という表現は、会話では一般的に通じます。

ただし、タッパーはもともと商標に由来する呼び方です。

商品名や取扱説明書など、製品を正確に区別したい場合には、「食品保存容器」「密閉保存容器」「プラスチック保存容器」などと表現するほうが明確です。

また、保存容器であれば何でも電子レンジや冷凍庫で使えるわけではありません。使用するときは、製品の耐熱温度や取扱表示を確認しましょう。

タッパ・身長・背丈・体格の違いと使い分け

「タッパ」はくだけた表現なので、相手や場面によっては別の言葉に置き換えたほうが自然です。

言葉 主な意味 適した場面
タッパ 背の高さを指す俗語 友人との会話、スポーツの話題
身長 人の体の高さ 書類、学校、仕事、日常会話
背丈 人の背の高さ 日常会話や文章
体格 身長だけでなく骨格や体の大きさなど 体全体の特徴を説明するとき
天井高・軒高など 建築物の特定部分の高さ 建築図面、施工指示、住宅の説明

例えば、友人との会話で「あの人、タッパあるね」と言うことはありますが、仕事で人物の身長を説明する場合は「身長が高い人」としたほうが分かりやすいでしょう。

また、「体格がいい」は身長以外の特徴も含みます。「タッパがある」と完全に同じ意味ではありません。

「タッパがある」は褒め言葉?失礼になる?

「タッパがある」は、背が高いことを伝える表現であり、それ自体が悪口というわけではありません。

ただし、必ず褒め言葉になるとも限りません。

例えば、スポーツ選手について「タッパがあるから有利だね」と言う場合は、身長を長所として捉えた表現になります。

一方、本人が望んでいない場面で体の特徴を話題にすると、気にされる可能性もあります。

特に初対面の相手や仕事の場面では、身長について触れる必要があるかを考え、必要なら「身長」「背丈」などの中立的な言葉を使うとよいでしょう。

「タッパ」の意味でよくある疑問

タッパはどこの方言?

「タッパ」は、特定の地域だけで使われる方言として説明される言葉ではありません。

国語辞典では、建築物などの高さを指す言葉、または人の背の高さを指す俗語として扱われています。

地域によって使用頻度やなじみの程度に違いはあっても、特定の地方の言葉と決めつける必要はありません。

タッパがあるのは身長何cmから?

「タッパがある」に、何cm以上という決まった基準はありません。

周囲の人との比較や、スポーツなどの場面によって、背が高いと感じる基準は変わります。

そのため、「タッパがある」という言葉だけで、具体的な身長を判断することはできません。

サーフィンでいう「タッパ」も身長のこと?

サーフィンでは、上半身に着用するウェットスーツの一種を「タッパ」と呼ぶことがあります。

これは身長や建築の高さとは異なる、スポーツ用品の名称としての使い方です。

サーフィンの道具について話している場合は、身長ではなくウェットスーツを意味している可能性があります。

まとめ|「タッパ」は高さを表す言葉。容器のタッパーとは別

「タッパ」とは、もともと建築物などの高さを表す言葉で、日常会話では人の身長や背丈を意味します。

  • 「タッパがある」:身長が高い。
  • 「タッパがでかい」:背が高いことをくだけた言い方で表す。
  • 「タッパがない」:身長や高さが足りない。
  • 建築・舞台の「タッパ」:建物、天井、舞台装置などの高さ。
  • 保存容器の「タッパー」:Tupperwareというブランド名に由来する別の言葉。

友人との会話やスポーツの話題なら「タッパがある」でも意味は伝わりますが、書類や仕事などでは「身長」「背丈」「天井高」など、対象が明確になる言葉を使うと分かりやすくなります。

人の話なら「身長」、建物の話なら「高さ」、台所の話なら「保存容器」。この違いを覚えておけば、「タッパ」という言葉を聞いても迷いにくくなるでしょう。