東京駅から高速バスや夜行バスに乗るとき、「東京駅」「八重洲」と書かれているから、とりあえず八重洲口へ行けば大丈夫だと思ってしまうことがあります。
しかし、東京駅周辺の高速バス乗り場は1か所ではありません。
2026年3月には「バスターミナル東京八重洲 地下A」が新たに開業し、従来のエリアは「地下B」という名称になりました。さらに、東京駅八重洲南口のJR高速バス乗り場、鍛冶橋、八重洲通りもそれぞれ別の乗車場所です。
最初に見るべきなのは地図ではなく、予約メールや乗車券に書かれている「乗車地」の正式名称です。
たとえば「地下A」と書かれていればTOFROM YAESU TOWER、「地下B」なら東京ミッドタウン八重洲へ向かいます。「東京駅八重洲南口」と書かれている便は、バスターミナル東京八重洲ではありません。
予約画面の表記を確認すれば、自分が八重洲南口・地下A・地下B・鍛冶橋・八重洲通りのどこへ向かえばよいかを切り分けられます。以下では、2026年10月11日時点の公式情報をもとに順番に確認します。
| 予約画面・乗車券の表記 | 向かう場所 | 見分ける目印 |
|---|---|---|
| 東京駅八重洲南口/東京駅JR高速バスターミナル | JR東京駅 八重洲南口前 | 地上・JR高速バスのりば |
| バスターミナル東京八重洲 地下A | TOFROM YAESU TOWER | A01~A07 |
| バスターミナル東京八重洲 地下B | 東京ミッドタウン八重洲 | B11~B16 |
| 東京駅鍛冶橋/丸ノ内鍛冶橋駐車場 | 東京駅南側・有楽町寄り | 丸ノ内鍛冶橋駐車場 |
| 東京駅(八重洲通り) | 八重洲地下街22番出口付近 | 地下A・地下Bとは別の路上バス停 |
- まず予約画面の「乗車地」を最後まで確認する
- 「東京駅八重洲南口」ならJR高速バスターミナルへ
- 「地下A」ならTOFROM YAESU TOWERを目指す
- 「地下B」なら東京ミッドタウン八重洲へ
- 地下Aと地下Bは同じバスターミナルでも別の乗り場
- 地下Aと地下Bを間違えた時は時間帯を確認する
- 「東京駅鍛冶橋」「丸ノ内鍛冶橋駐車場」なら東京駅前ではない
- 「東京駅(八重洲通り)」も地下A/Bとは別
- バスターミナルへ着いたのに自分の便が見つからない時
- 新幹線・JRから乗り換える時は「東京駅に着いた時刻」を発車直前にしない
- 夜行バスは特に「地下Aか地下Bか」を東京駅到着前に確認する
- スーツケースがある時は徒歩時間だけで判断しない
- まとめ|「東京駅」「八重洲」だけで判断せず乗車地名を最後まで見る
- よくある質問
まず予約画面の「乗車地」を最後まで確認する
東京駅周辺で高速バスの乗り場を探すときは、「東京駅」「八重洲」といった一部の文字だけで判断しないことが重要です。
予約メールやWeb乗車券を開き、次のような項目を探してください。
- 乗車地
- 乗車場所
- 出発地
- のりば
- バス停名
その欄に書かれている名称を、途中までではなく最後まで確認します。
たとえば、
- 「東京駅八重洲南口」
- 「バスターミナル東京八重洲 地下A」
- 「バスターミナル東京八重洲 地下B」
は、すべて別の乗車場所です。
バスターミナル東京八重洲公式も、地下A・地下Bの乗り間違いが発生しているとして、乗車券やメールに記載された乗り場、便名、出発時刻、行き先を事前に確認するよう案内しています。
最新の注意事項はバスターミナル東京八重洲公式「地下A・地下B間違いにご注意ください」で確認できます。
A01~A07なら「地下A」
バスターミナル東京八重洲の地下Aは、2026年3月20日に開業した第2期エリアです。
公式資料では地下Aのバース番号はA01~A07と案内されています。
予約内容や当日の案内で「A01」「A05」など、Aから始まる番号が表示されている場合は地下Aへ向かいます。
B11~B16なら「地下B」
従来から営業していた第1期エリアは、2026年3月20日から「地下B」という名称になりました。
地下Bのバース番号はB11~B16です。
「B12」「B15」など、Bから始まる乗り場なら東京ミッドタウン八重洲側の地下Bへ向かいます。
2026年3月の名称変更についてはバスターミナル東京八重洲公式の第2期エリア開業案内で確認できます。
乗車券のゲート番号だけでなく当日の案内も確認する
地下A・地下Bを特定できても、そこで確認を終わらせないほうが安全です。
運行状況などによって当日の出発ゲートが変更される場合があります。
バスターミナルへ到着したら、電光掲示板や公式の当日の出発ゲート案内で、
- 便名
- 出発時刻
- 行き先
- 地下A/地下B
- 当日のゲート番号
をもう一度照合してください。
「東京駅八重洲南口」ならJR高速バスターミナルへ
予約画面に「東京駅八重洲南口」「東京駅JR高速バスターミナル」などと書かれている場合は、バスターミナル東京八重洲 地下A・地下Bではありません。
JR東京駅の八重洲南口前にある地上の高速バス乗り場へ向かいます。
ジェイアールバス関東公式では、東京駅を出発するJR高速バスは、すべて八重洲南口のりばから発車すると案内しています。
- JR東京駅の「八重洲南口」改札へ向かう
- 改札を出る
- 駅前のJR高速バスのりばを確認する
- 乗車券と当日ののりば番号を照合する
詳しい構内案内はジェイアールバス関東公式「東京駅JR高速バスターミナル」で確認できます。
東京駅へ戻るJR高速バスは「日本橋口」に着く
行きと帰りで混同しやすい点があります。
ジェイアールバス関東公式では、東京駅を出発するJR高速バスは八重洲南口ですが、東京駅へ到着するJR高速バスは日本橋口と案内されています。
以前到着した場所を覚えていて、「帰りも同じ場所から乗るはず」と判断しないようにしてください。
「地下A」ならTOFROM YAESU TOWERを目指す
予約画面に「バスターミナル東京八重洲 地下A」と書かれている場合は、TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)へ向かいます。
所在地は東京都中央区八重洲1-6-1です。
地下Aは2026年3月20日に開業した新しいエリアで、A01~A07の乗り場があります。
東京駅からは地下街経由と地上経由の両方が公式に案内されています。
地下街から行く場合
東京駅の八重洲北口・八重洲中央口・八重洲南口、または八重洲地下中央口から八重洲地下街へ進みます。
2026年7月にはTOFROM YAESU THE FRONTの完成に伴って地下Aへの通路が拡大し、八重洲中央口側から地下街を直進してアクセスできる経路も追加されています。
ただし早朝・深夜は利用できる通路が変わるため、普段の昼間と同じルートを前提にしないでください。
地上から行く場合
東京駅の八重洲側改札を出て、駅前の外堀通りを渡り、TOFROM YAESU TOWERを目印に進みます。
現在の公式ルートはバスターミナル東京八重洲公式アクセスマップで確認できます。
「地下B」なら東京ミッドタウン八重洲へ
予約画面に「バスターミナル東京八重洲 地下B」と書かれている場合は、東京ミッドタウン八重洲へ向かいます。
所在地は東京都中央区八重洲2-2-1です。
地下Bは、2026年3月以前から営業していた第1期エリアに新しく付けられた名称です。
そのため、古いブログ記事や地図では単に「バスターミナル東京八重洲」とだけ書かれている場合があります。
2026年現在は地下Aも存在するため、古い情報だけを見て東京ミッドタウン八重洲へ向かわないよう注意してください。
地下Bでは、チケットカウンターが地下1階、実際のバス乗り場は地下2階にあります。
乗り場番号はB11~B16です。
地下Aと地下Bは同じバスターミナルでも別の乗り場
「バスターミナル東京八重洲」という名前が同じなので、地下Aと地下Bは同じ建物の中にあると思いやすいですが、実際には離れた別の乗り場です。
地下AはTOFROM YAESU TOWER、地下Bは東京ミッドタウン八重洲です。
バスターミナル東京八重洲公式も、地下Aの開業後に乗り場間違いへの注意喚起を公開しています。
そのため、
- 「バスターミナル東京八重洲」とだけ覚える
- 以前利用した場所へそのまま向かう
- A/Bを現地で確認すればいいと考える
のではなく、東京駅へ着く前に予約画面でA/Bを確認しておくのがおすすめです。
地下Aと地下Bを間違えた時は時間帯を確認する
地下Aに着いてから「本当は地下Bだった」と気づいた場合、時間帯によって移動方法が変わります。
特に注意したいのが23時以降です。
23時までは地下ルートを利用できる時間帯がある
公式の地下A・地下B連絡マップでは、地下ルートの利用時間は6:00~23:00として案内されています。
ただし現地の通路や施設の営業状況が変わる可能性もあるため、案内表示に従ってください。
23時以降はA/B間を地下街経由で移動しない
23時以降は八重洲地下街のシャッターが順次閉まり、通行できる経路が大きく制限されます。
バスターミナル東京八重洲公式は、23時以降は地下Aと地下Bの間を地下街経由で移動できないと明記しています。
夜遅くにA/Bを間違えた場合は、地下街を探し回らず、地上経由へ切り替えてください。
深夜の経路は公式アクセスマップの「23時以降のアクセス」で事前に確認できます。
地下Aは24時を過ぎる前の到着を意識する
公式アクセス案内では、24時以降は地下Aへの経路がさらに大きく制限されるため、地下Aを利用する場合は24時以前の到着を強く推奨しています。
地上経由であればバスターミナル営業時間中は通行可能なルートがありますが、深夜便ほど発車直前の到着を避けたほうが安心です。
「東京駅鍛冶橋」「丸ノ内鍛冶橋駐車場」なら東京駅前ではない
予約画面に「東京駅鍛冶橋」「鍛冶橋」「丸ノ内鍛冶橋駐車場」と書かれている場合も、八重洲南口やバスターミナル東京八重洲とは別の乗り場です。
住所は東京都千代田区丸の内3丁目8です。
東京駅から見ると南側、有楽町駅寄りにあります。
一般社団法人 高速バス東京周辺停留所運用事業者協会の公式案内では、
- 東京駅八重洲南口改札から徒歩約10分
- 有楽町駅から徒歩約5分
とされています。
東京駅八重洲南口を出たところが鍛冶橋乗り場ではないため、発車間際に初めて場所を探すと間に合わないことがあります。
写真付きの公式ルートは東京駅 鍛冶橋バス停の公式乗車場所案内で確認できます。
「東京駅(八重洲通り)」も地下A/Bとは別
予約画面に「東京駅(八重洲通り)」と書かれている場合は、バスターミナル東京八重洲の地下A・地下Bへ行く便ではありません。
近鉄バス公式では、東京駅(八重洲通り)の乗り場を八重洲地下街22番出口すぐと案内しています。
同じ「八重洲」という文字が入っていますが、
- 東京駅八重洲南口
- バスターミナル東京八重洲 地下A
- バスターミナル東京八重洲 地下B
- 東京駅(八重洲通り)
は、それぞれ別の表記として扱ってください。
八重洲通りの最新位置は近鉄バス公式「東京駅(八重洲通り)」で確認できます。
バスターミナルへ着いたのに自分の便が見つからない時
現地に着いても予約したバスが見つからない場合は、焦って別の乗り場へ移動する前に次の順で確認します。
- 予約メールの「乗車地」をもう一度見る
- 地下A/地下Bを間違えていないか確認する
- 便名・便番号を確認する
- 出発時刻を確認する
- 行き先を確認する
- 現地の当日出発案内を確認する
目的地だけで探すと、同じ方面へ複数のバス会社が運行している場合に別便と間違える可能性があります。
「行き先」だけではなく「便名・時刻・乗車場所」をセットで確認してください。
新幹線・JRから乗り換える時は「東京駅に着いた時刻」を発車直前にしない
東京駅は広く、利用している路線によって八重洲側へ出るまでの時間が変わります。
たとえばジェイアールバス関東公式は、八重洲南口の窓口までの目安として、
- 総武線地下ホームから約10分
- 京葉線地下ホームから約10分
- 地下鉄丸ノ内線東京駅から徒歩約15分
と案内しています。
さらに地下A・地下B・鍛冶橋を利用する場合は、八重洲側へ出たあとにも移動があります。
そのため「バス発車の10分前に東京駅へ着けば大丈夫」など、一律の時間では考えないほうが安全です。
新幹線や電車の到着時刻だけでなく、改札から自分の乗り場まで移動する時間も含めて予定を組んでください。
夜行バスは特に「地下Aか地下Bか」を東京駅到着前に確認する
深夜帯の高速バスでは、地下A・地下Bの取り違えが昼間より大きなロスになりやすくなります。
23時以降は地下街の通路が順次閉鎖されるためです。
夜行バスを利用する場合は、東京駅に着いてから探すのではなく、移動中に予約メールを開き、
- 乗車場所
- 地下A/地下B
- 便名
- 出発時刻
まで確認しておくと迷いにくくなります。
スーツケースがある時は徒歩時間だけで判断しない
地図上では近く見える乗り場でも、大きなスーツケースがあると移動時間は変わります。
地下街では階段・エスカレーターを避けてエレベーターを探す必要があったり、時間帯によって通路が混雑したりすることがあります。
特に、
- 新幹線から乗り換える
- 鍛冶橋まで歩く
- 地下A/Bを移動する
- 23時以降に利用する
場合は、検索結果に表示された徒歩時間だけを基準にせず、余裕を持って移動してください。
まとめ|「東京駅」「八重洲」だけで判断せず乗車地名を最後まで見る
東京駅周辺には複数の高速バス乗り場があり、「東京駅」「八重洲」という文字だけでは乗る場所を判断できません。
まず予約画面の「乗車地」を確認してください。
- 東京駅八重洲南口 → JR東京駅前の地上高速バス乗り場
- バスターミナル東京八重洲 地下A → TOFROM YAESU TOWER・A01~A07
- バスターミナル東京八重洲 地下B → 東京ミッドタウン八重洲・B11~B16
- 東京駅鍛冶橋 → 丸ノ内鍛冶橋駐車場
- 東京駅(八重洲通り) → 八重洲地下街22番出口付近
特に2026年3月からは地下Aと地下Bが別の乗り場として運用されています。
さらに23時以降は地下A/B間を地下街経由で移動できないため、夜行バスでは東京駅へ到着する前にA/Bを確認しておくことが重要です。
「予約に書かれた乗車地名」→「地下A/Bなどのエリア」→「当日の便名・出発ゲート」の順で確認すれば、東京駅周辺で違うバス乗り場へ行ってしまう失敗を避けやすくなります。
よくある質問
「東京駅八重洲南口」と「バスターミナル東京八重洲」は同じですか?
同じではありません。
「東京駅八重洲南口」はJR東京駅前の地上にあるJR高速バス乗り場です。
「バスターミナル東京八重洲」は東京駅から道路を渡った八重洲側にあり、現在は地下Aと地下Bの2エリアがあります。
地下Aと地下Bは同じ建物ですか?
同じ建物ではありません。
地下AはTOFROM YAESU TOWER、地下Bは東京ミッドタウン八重洲にあります。
公式も「離れた別ののりば」として注意喚起しています。
乗車券にA03と書いてあります。どこへ行けばいいですか?
A01~A07はバスターミナル東京八重洲「地下A」です。
TOFROM YAESU TOWER側へ向かってください。
ただし当日は出発ゲートが変更される可能性があるため、到着後に公式案内板も確認してください。
乗車券にB14と書いてあります。地下Bですか?
はい。B11~B16は地下Bの乗り場です。
東京ミッドタウン八重洲側のバスターミナルへ向かいます。
23時を過ぎて地下Aと地下Bを間違えたらどうすればいいですか?
23時以降は地下街の通路が順次閉鎖され、地下A/B間を地下街経由で移動できません。
地下で無理に通路を探さず、バスターミナル東京八重洲公式の23時以降のアクセスマップを確認し、地上経由へ切り替えてください。
JR高速バスは帰りも八重洲南口に到着しますか?
ジェイアールバス関東公式では、東京駅を出発するJR高速バスは八重洲南口、東京駅へ到着するバスは日本橋口と案内されています。
行きに降りた場所と帰りの乗り場が同じとは限らないため、乗車券の出発地を確認してください。
バスの乗車ゲートは予約した時点で確定していますか?
当日に変更される場合があります。
バスターミナル東京八重洲を利用する場合は、予約時の情報だけでなく、現地の電光掲示板や公式の「出発ゲート案内(当日)」で最終確認してください。

