SNSや若者の間で日常的に使われるようになった「エモい」という言葉。その独特なニュアンスは日本語特有のものでありながら、英語にも似た感情を表すスラングが多く存在します。特にTikTokやInstagramといったSNSの世界では、感情を端的かつおしゃれに表現する“エモい英語スラング”が大人気です。この記事では、そんな「エモい 英語 スラング」をテーマに、ネイティブが実際に使うリアルな表現からSNS映えする一言英語まで、シーン別・感情別に体系的に紹介していきます。
感動的な風景や、心に沁みる音楽、恋愛の切なさ、ノスタルジックな思い出など、「エモい」は多彩な状況で使われます。英語圏でも、こうした感情を表現する言葉は非常に豊かで、英語学習や英会話のスキルを深めたい人にとっては必見の内容です。
たとえば、英語の“vibe”や“heartwarming”といった言葉は、日本語の「エモい」に近いニュアンスを持っています。また、若者を中心に使われるスラングの中には、感情をよりストレートに表現するものも多く、使いこなすことでSNS投稿の魅力もアップします。
この記事では、ネイティブの英語講師が実際に紹介する例や、英語スラングの使い方を学べるレッスンの内容を踏まえて、初心者にもわかりやすくまとめました。直訳では伝わらない「エモい」の本当の意味を英語でどう表現するか、今すぐチェックしてみてください。
ではまず、「エモい」を英語でどう表現するか、その基本から見ていきましょう。
「エモい」を英語で言うと?意味とニュアンスを徹底解説
日本語の「エモい」と英語の違い
日本語の「エモい」は、「エモーショナル(emotional)」が語源とされ、感情が揺さぶられるような体験や印象、物事に対して使われる若者言葉です。ただし、単に「感情的」という意味だけでなく、「懐かしい」「切ない」「心が温まる」など、幅広い感情に対応できる便利な表現となっています。
一方、英語では「emotional」という単語自体は存在しますが、日本語の「エモい」と同じニュアンスで使うとやや不自然になるケースもあります。たとえば、誰かの投稿に「That’s so emotional.」とコメントした場合、場合によっては「情緒不安定」「涙もろい」などネガティブに捉えられることもあるのです。
つまり、「エモい」を英語で表現するには、感情の種類や場面ごとに適切な単語やスラングを使い分ける必要があります。英語には「感動的」「切ない」「懐かしい」「グッとくる」といった様々な感情に特化したフレーズが豊富に存在し、それらを学ぶことで英会話でも自分の感情をより正確に伝えられるようになります。
たとえば、「心がじんわり温かくなるような風景」を見て感じる「エモい」なら、英語では“heartwarming”や“touching”が自然な選択です。また、昔の友達との思い出写真を見て「懐かしい」と感じる場面では、“nostalgic”や“bittersweet”という単語が適しています。
このように、「エモい」は直訳できる単語があるわけではなく、英語では文脈に応じて複数の表現を使い分けるのがポイントです。
英語で使われる“emotional”の本当の意味
“Emotional”は直訳すると「感情的な」「感情に訴える」と訳されます。日本語の「エモい」とはやや異なり、英語では感情が強く表に出る人や、感情的な反応を示す場面でよく使われます。たとえば、「She got really emotional at the wedding.(彼女は結婚式でとても感極まっていた)」のように、感情が高ぶって涙を流すシーンなどで使われることが多いです。
しかしながら、“emotional”にはネガティブな意味合いも含まれることがあり、たとえば「He’s too emotional.(彼は感情的すぎる)」という言い方は、冷静さを欠いているといった批判的なニュアンスも含まれます。そのため、SNSで「この写真、エモい」と伝えたい時にそのまま“emotional”を使うのは、必ずしもベストな選択ではありません。
では、どのような言葉で代替すればよいのでしょうか。そこで登場するのが、スラングや比喩表現です。たとえば、「この映画めっちゃエモい」は、“This movie hit me right in the feels.”や“This movie was so touching.”と表現するとネイティブにも自然に伝わります。
ポイントは、感情の種類を具体的に分類して、それに合ったフレーズを選ぶことです。レッスンなどでもよく学習される内容ですが、スラングの場合は辞書に載っていないニュアンスを含むことも多いため、実際の使用例を多く知ることが重要です。
ネイティブが使う感情表現の幅
ネイティブスピーカーは、「エモい」と一言で済ませる代わりに、多彩な表現を駆使して感情の細かいニュアンスを伝えます。そのため、「嬉しいエモさ」なのか「切ないエモさ」なのかによって、使うスラングや英語表現はまったく異なります。
たとえば、感動的で胸がいっぱいになるような場面では、“moving”“touching”“tear-jerking”などが使われます。逆に、過去の失恋を思い出して胸が苦しくなるような時は、“heartbreaking”“painful memory”“lost love”などが適しています。
SNSで若者がよく使う感情スラングには、“feels”(feelingsの略)や“low-key crying”(こっそり泣いてる)、“I’m not okay”などがあり、感情を率直に、時にユーモアを交えて表現します。たとえば、推しのライブ映像を見て“Crying in the club right now.”と投稿すれば、「クラブで泣くほどエモい」状態がネイティブにも共感を呼びます。
また、音楽や映画、青春時代の回想など、状況によって表現は変化します。レッスンでネイティブ講師からよく教えられるのは、単語の暗記よりも、フレーズ全体を覚えることの重要性です。
たとえば、“This song takes me back.”(この曲、あの頃に戻った気分になる)というような使い方は、懐かしさや感動が同時に伝わるエモい表現として非常に自然です。
それゆえに、「エモい」を英語で使いこなすには、ただ単語を覚えるのではなく、文脈と感情の温度感に合った表現を選ぶセンスが求められます。
SNSでよく見る「エモい」英語スラングBEST20
TikTok・Instagramで流行中の表現
SNSで頻繁に使われる「エモい」英語スラングには、見た目や響きがキャッチーで、かつ感情をストレートに表現できるものが多く存在します。特にTikTokやInstagramのキャプション、コメント欄では、その時の「気分」や「感情の揺れ」を伝えるためにエモーショナルな英語スラングが多用されます。
たとえば、“In my feels”という表現は、「感情が揺れてる」「エモくなってる」といった意味で、泣ける音楽や切ない映像に対してよく使われます。また、“I can’t even…”は「感情が強すぎて言葉にできない」といったニュアンスで、嬉しい時や悲しい時、どちらにも使えるスラングです。
さらに、“low-key crying”(ひっそり泣いてる)や“sobbing rn”(今泣いてる)なども、「泣けるほどエモい」をSNS的に可愛く表現した例です。どれもネイティブが自然に使う口語的なスラングで、英会話ではややカジュアルですが、SNSでは効果的に感情を伝えます。
例:
・“This video got me in my feels.”(この動画、めっちゃエモい)
・“Low-key crying to this song.”(この曲で静かに泣いてる)
・“I can’t even deal right now.”(今は何も考えられないほどエモい)
講師によってはこうした表現をレッスンで積極的に紹介する場合もあり、実際に使うことで英語の感情表現の幅を広げることができます。
若者が使う感情系スラングの特徴
英語圏の若者が使う感情系スラングには、短くて感情を的確に表現できるという特徴があります。また、言葉自体が記号のように機能しており、文脈を共有するフォロワー同士であれば、極めて少ない言葉でも豊かな感情を伝えることが可能です。
“dead”という単語は「死んだ」という意味ですが、SNSでは「爆笑した」「感動しすぎて言葉が出ない」という意味で使われます。同様に、“literally me”は、登場人物や投稿内容に強く共感して「これ私すぎる」と言いたい時に使います。
たとえば、感情を過剰に表現することで共感を得る“dramatic tone”(大げさな語調)も若者スラングの特徴です。投稿に“Crying, throwing up, shaking right now.”といった極端な表現をつけるのは、その感動やショックが「エモすぎて体に影響を及ぼしてる」とネタ的に伝えるための手法です。
また、“same”や“mood”といった共感ワードも重要です。“That’s such a mood.”は、「それめっちゃわかる」「気持ち的にそれ」などといった意味で、エモい投稿を引用する時にも多用されます。
つまり、若者のエモ表現は共感と感情の即時共有に重きを置いたスラングであり、その理解には文脈とネット文化の把握が欠かせません。
使うと一気にネイティブっぽくなるコツ
「エモい」英語スラングを使いこなすためには、単に言葉を覚えるだけでは不十分です。重要なのはどのタイミングで、どんな感情に対して、どの表現を使うかを理解することです。よって、文脈を読む力が必要となります。
たとえば、感動系の投稿に“literally crying”と書くと、ネイティブっぽさが一気に上がりますが、同じ表現を何度も使い回すと逆に不自然に感じられます。そこで、表現のバリエーションを増やすのがポイントです。
他にも、“I’m not okay”(今メンタル無理)や“Too real”(共感しすぎ)なども、ネイティブに近い感覚でエモさを伝えるための便利なスラングです。こうした表現をうまく使うには、英語フレーズをSNSでの実際の使用例から学び、真似するのが効果的です。
たとえば、英語講師の多くが勧めるのは「英語の感情表現ノート」を作ることです。SNSで見かけたフレーズをメモし、どんな気持ちの時に使っているかを分析することで、レッスンよりも実践的に学ぶことができます。
ネイティブっぽく見えるコツは、口語表現とネット文化の融合にあります。スラングは日々進化しているため、古い表現を使い続けると一気に「英語が古くさい」と思われるリスクもあるため、最新のトレンドを押さえる意識も必要です。
それでは次に、ポジティブな「エモい」を表現する英語スラングに注目していきましょう。
ポジティブな「エモい」を表す英語スラング
心にしみる・泣ける系フレーズ
ポジティブな「エモい」は、嬉しさや感動による涙、心が温かくなるような場面で使われることが多く、英語でもそれに対応する豊富なスラングやフレーズがあります。中でもネイティブがよく使うのが、“heartwarming”“touching”“moving”といった単語です。
たとえば、誰かが卒業式で両親に感謝のスピーチをしているシーンに対して、“That speech was so touching.”(あのスピーチはとても感動的だった)と表現すれば、日本語の「泣ける」「エモい」に近いニュアンスが伝わります。
また、“I’m not crying, you’re crying.”(泣いてるのは私じゃなくて君でしょ)という表現も、感動的な場面で泣きそうになった時に使うお決まりの英語スラングです。これは、感情をユーモラスに、しかし真剣に伝える定番の感情表現として、英会話の中でも親しまれています。
例文:
・“This video is so heartwarming.”(この動画、すごく心にしみる)
・“It hit me right in the feels.”(感情がグッときた)
・“Not me crying over a dog reunion.”(犬の再会で泣いてる私)
なお、英語では「泣く=悲しい」だけでなく、「感動」「嬉しさ」を伴う涙にもスラングが使われるため、日本語よりも感情の幅が豊かに表現される傾向があります。このような表現は講師によるレッスンでもしばしば紹介されます。
感動・感謝を伝えるポジティブ表現
感謝や感動を表す際に使われるエモい英語には、スラングというよりはやや丁寧な表現も含まれますが、心を込めた一言として非常に効果的です。たとえば、“I’m truly touched.”(本当に感動しました)や、“That means the world to me.”(本当に大切なことです)は、感情の深さが伝わるフレーズです。
また、SNSでよく見られる略語系のポジティブ表現としては、“blessed”(恵まれている)や“grateful”(感謝している)といった言葉が人気です。特に“feeling blessed”は、嬉しい出来事があった際の定番キャプションとして使われています。
たとえば、友達からの思わぬサプライズプレゼントに、“So grateful for this. Thank you.”と投稿すれば、シンプルながらエモさのこもったポジティブな感謝の気持ちが伝わります。
例文:
・“Feeling so blessed to have friends like these.”(こんな友達がいて幸せ)
・“I’m beyond grateful.”(感謝してもしきれない)
・“Your words really touched my heart.”(あなたの言葉に心打たれた)
さらに、これらの表現は、ネイティブとの英会話でも好印象を与えるため、レッスンで習得しておくと実用性が高いです。感情のこもったフレーズを一言添えるだけで、やり取りの温度感が大きく変わるのも英語ならではの魅力です。
ロマンチックに響く一言英語
恋愛における「エモい」は、甘くて切なく、時にはロマンチックに響くことが特徴です。英語にも相手への想いを短く印象的に伝えるフレーズが豊富にあり、Instagramのキャプションや英語日記にもぴったりです。
たとえば、“You feel like home.”(あなたはまるで帰る場所のよう)という表現は、安心感と愛情を同時に伝えるエモい一言として人気があります。他にも、“I didn’t know what love was until I met you.”(あなたに会うまで、愛を知らなかった)なども、ロマンチックかつ感動的です。
さらに、“I found peace in you.”(あなたの中に安らぎを見つけた)という言葉も、静かな感動を伴う恋愛系のエモい英語として使われています。これらのフレーズは直訳しにくく、日本語の「エモい」をより繊細に伝える英語表現として有効です。
例文:
・“I see the universe in your eyes.”(あなたの目の中に宇宙を見た)
・“Every love song makes sense now.”(どのラブソングも今ならわかる)
・“You’re my favorite place to be.”(あなたといるのが一番好き)
ちなみに、こうしたロマンチックな表現は映画や音楽の歌詞でも頻出で、覚えておくと日常会話やSNS投稿に深みを持たせることができます。そして、恋愛に限らず、人とのつながりや共感を感じる瞬間にも応用できる点が魅力です。
次に進むと、ポジティブとは対照的な、ネガティブや切なさを含んだ「エモい」英語スラングに注目していきます。
ネガティブ・切ない「エモい」を表す英語スラング
胸が痛む・切ない感情を伝える言葉
切なさや胸が締めつけられるような感情を表現する英語スラングには、直接的に「悲しい」と言わずに、感情の深さや複雑さを示す言葉が多く使われます。たとえば、“It hurts in the best way.”(最高に切ない)という表現は、喜びと痛みが混ざった複雑な感情を表現する際に使われます。
また、“My heart can’t take this.”(もう心がもたない)というスラングも、感情の揺れが強すぎて処理しきれないときによく使われる言い回しです。特に、物語の結末や音楽の歌詞に胸を打たれたときに多用されます。
例文:
・“This scene broke me.”(このシーンで崩壊した)
・“Cried way too hard watching this.”(これ観て泣きすぎた)
・“It’s painfully beautiful.”(痛いほど美しい)
たとえば、家族との別れや親友との再会を描いた動画に“I’m not okay after watching this.”とコメントすると、観た人同士の感情が共有されやすくなります。ネガティブだけど共感を誘う「エモさ」は、英会話においても人間関係を深めるきっかけになります。
失恋・孤独系の英語フレーズ
失恋や孤独に関する「エモい」表現は、英語圏でも歌詞や映画の中で繰り返し使われてきた定番ジャンルです。そのため、感情をストレートに伝える表現が多く、使うことで気持ちが相手にしっかり届きやすいという特徴があります。
“Left on read”(既読スルーされた)や“ghosted”(音信不通にされた)は、恋愛の終わりや片思いの切なさをリアルに表現するスラングとして人気です。また、“It still hurts.”(まだ痛い)や“I miss you more than you know.”(あなたが思うよりもっと寂しい)なども、感情の余韻を表すのに最適な表現です。
例文:
・“I saw you with someone else, and it broke me.”(他の人といるあなたを見て、心が壊れた)
・“Still thinking about what we had.”(私たちの過去をまだ思い出してる)
・“I feel so alone, even in a crowd.”(人混みの中でも孤独を感じる)
ちなみに、ネガティブなエモ表現は、時に創作や詩的な表現とも相性が良く、英語日記やSNS投稿で「心情を深く掘り下げたい時」に使うと文章全体に深みが増します。英会話ではカジュアルに使いづらいですが、表現の幅を広げるには重要なジャンルです。
ダークで感情的なスラング
ポジティブでもネガティブでもない、どこか闇を感じる「ダークエモ系」スラングも、SNS世代の若者に人気があります。感情を一歩引いた視点から描いたり、ブラックユーモアを含んだりするのが特徴です。
たとえば、“I’m emotionally unavailable.”(今は誰とも向き合えない)という表現は、感情的に疲れていて他人との関係を築く余裕がない状態を示します。また、“Mentally checked out.”(心ここにあらず)も、ネガティブながら共感を呼ぶフレーズとして人気です。
SNSで広まったダーク系スラングには、“No thoughts, just pain.”(思考ゼロ、ただの痛み)や、“My demons won today.”(今日は心の闇に負けた)といったものがあり、メンタルの揺らぎを詩的に表現する際に多用されます。
例文:
・“I’m hanging by a thread.”(糸一本でかろうじて生きてる)
・“This song gets darker the more I listen.”(聴けば聴くほど暗い)
・“Feeling hollow inside.”(中が空っぽな気分)
このようなスラングは使い方を誤ると重くなりすぎる可能性があるため、使うタイミングや相手を選ぶことが重要です。ただし、英語表現の中では一つのジャンルとして確立されており、ネイティブも感情表現の一環として認識しています。
それでは次に、ノスタルジーや懐かしさを表す「エモい」英語表現を見ていきましょう。
懐かしさ・ノスタルジー系の「エモい」英語表現
思い出を振り返る時に使う言葉
懐かしさを感じるとき、英語でも「エモい」に相当する感情を表す表現が多数あります。その中で最も代表的な単語は“nostalgic”です。これは過去の思い出に対して愛着や寂しさを感じるときに使われ、ポジティブと切なさが同居する複雑な感情を表現するのに適しています。
たとえば、子どもの頃のアルバムを見返して、“Feeling nostalgic looking at these.”(これを見て懐かしい気分になった)といった一言を添えれば、感情がストレートに伝わります。
また、“back in the day”(昔はね)や、“remember when…”(あの時を覚えてる?)といった表現も、思い出を振り返る時に使われる定番フレーズです。会話の導入にもぴったりで、ネイティブの中でも頻繁に使用されます。
例文:
・“Back in the day, we used to watch this together.”(昔はこれ一緒に見てたよね)
・“This photo brings back so many memories.”(この写真、色んな記憶がよみがえる)
・“I get so nostalgic every time I hear this song.”(この曲聴くといつも懐かしくなる)
ちなみに、レッスンでもよく扱われるテーマの一つが「記憶に残る表現」であり、英語を学ぶ際にも感情と結びついた言葉の記憶は定着しやすいため、ノスタルジー系の表現は初心者にもおすすめです。
青春感を出す英語フレーズ
青春時代の輝きや未熟さ、甘酸っぱさを「エモく」表現したいとき、英語では抽象的な感情を比喩的に伝える表現が使われます。たとえば、“Those were the days.”(あの頃はよかった)というフレーズは、懐かしくも切ない青春を振り返る時に使われます。
また、“young and dumb”(若くて無知だった)という表現も、昔の自分を振り返って苦笑いしながら話すときの定番です。ネイティブ間では自己回顧的に用いられ、思い出をユーモラスに共有する場面でよく登場します。
さらに、“We didn’t know how good we had it.”(当時の良さをわかってなかった)という言い回しも、後から振り返って青春の大切さに気づいたことを伝えるエモい表現として人気です。
例文:
・“This takes me back to high school days.”(高校時代に戻った気分)
・“We were so young and reckless.”(若くて向こう見ずだったな)
・“The summer of ‘09 hits different.”(2009年の夏って特別だったよね)
たとえば、TikTokのリールで過去の卒業旅行の映像に“Those were the days.”とキャプションをつけるだけで、一気に感情が伝わる「青春のエモさ」を表現できます。スラングというよりはフレーズに近いですが、共起語である「ニュアンス」を大事にするなら、まさに最適な表現群です。
映画・音楽でよく使われる表現
映画や音楽の世界では、エモーショナルな感情を観客やリスナーと共有するための印象的なセリフや歌詞が多く使われています。特に“hit different”(他とは違って刺さる)という表現は、特別な感情に突き動かされたときに使われる現代的なエモ表現です。
また、“This song hits me right in the feels.”(この曲、感情に直撃する)という言い回しは、音楽がもたらす感情の揺さぶりをシンプルに伝えられる一言です。若者の間では定番のスラングとして定着しており、SNSキャプションでも頻出します。
さらに、“This scene is everything.”(このシーンが全て)という表現も、映画の中で特に感情に訴える場面に対して用いられます。短い言葉で最大限の共感を伝えたいときに便利です。
例文:
・“This soundtrack makes me cry every time.”(このサントラ、毎回泣ける)
・“That final scene just hit different.”(あのラストシーン、別格だった)
・“Every lyric speaks to my soul.”(歌詞の一つ一つが魂に響く)
なお、ネイティブ講師のレッスンでも、映画や音楽から英語を学ぶスタイルは非常に効果的だとされており、英語の感情表現を自然に吸収するには絶好の教材です。お気に入りの映画や曲の中に、自分にとっての「エモい」一言を探してみるのも良い方法です。
それでは次に、誰でも簡単に使える「一言エモ英語」のまとめをご紹介します。
短くて使いやすい「一言エモ英語」まとめ
SNSキャプション向け英語
SNSで「エモい」気持ちをサクッと伝えたいときに便利なのが、一言で感情を表せる短文英語です。英語スラングやフレーズを使った一言キャプションは、InstagramやTikTokで写真や動画の雰囲気を引き立てる効果があります。
たとえば、“Vibes.” や “In my feels.” は、投稿の空気感や感情を簡潔に伝える定番表現です。特に“vibe”は、「雰囲気」「感情」「波長」など多義的に使えるため、エモい系コンテンツと非常に相性が良いです。
また、“Speechless.”(言葉も出ない)や “No words needed.”(言葉はいらない)といったフレーズも、余韻を残す投稿にぴったりの表現です。
例文:
・“Crying over this.”(これに泣いてる)
・“Pure feels.”(感情そのまんま)
・“Just wow.”(ただただ感動)
・“This hit different.”(これは別格)
ちなみに、SNSではあえて小文字のみで投稿したり、句読点を外したりすることで感情のニュアンスを強調する手法もあります。これにより、投稿のトーンを柔らかく、あるいは静かに見せる演出が可能です。
英語日記で使えるエモ表現
日々の出来事や心の動きを英語で記録する際にも、「エモい」表現を取り入れることで、感情に寄り添ったリアルな日記が書けるようになります。英語日記に使えるフレーズは、スラングではなくても感情がしっかり伝わるものを選ぶと良いでしょう。
たとえば、“Today was a lot.”(今日は感情的に疲れた)や、“I feel heavy but calm.”(心が重いけど落ち着いている)などは、自分の気持ちを簡潔に書き留めるのに向いています。英会話の練習を兼ねて日記を書く際にこうした表現を使うと、語彙の幅も自然に広がります。
例文:
・“A quiet kind of happy.”(静かな幸せ)
・“Tears without a reason.”(理由もなく涙が出る)
・“Still trying to understand today.”(今日という日をまだ消化中)
・“Grateful for small moments.”(小さな瞬間に感謝)
講師によるライティングレッスンでも、こうした一文から感情の描写を学ぶトレーニングは人気があります。一言でも意味深く、ニュアンスを込めた表現は、日記だけでなくストーリーの執筆にも応用が可能です。
写真・動画に合わせやすい単語
「写真や動画に一言添えたいけど何を書けばいいかわからない」と感じる時には、エモさを感じさせる単語だけで勝負するのも効果的です。特に、英語には感情や雰囲気を示す一語の語彙が多いため、シンプルな単語が映像に深みを与えてくれます。
たとえば、“Melancholy”(もの悲しさ)や“Serenity”(静けさ)は、景色や人物の写真と非常に相性がよく、「エモい雰囲気」をシンプルに伝えるのに役立ちます。
また、“Longing”(憧れ・切望)や“Reminiscence”(回想)といった単語も、ストーリー性を感じさせる表現として使えます。こうした語彙を日常的にストックしておくことで、SNSでの表現力も飛躍的に向上します。
一言で使える単語一覧:
・Bittersweet(ほろ苦い)
・Solitude(孤独)
・Hope(希望)
・Ache(痛み)
・Stillness(静寂)
・Ethereal(幻想的)
・Wistful(物思いにふけるような)
特に静かな動画やノスタルジーを感じる風景写真などには、このような単語を一言添えるだけで、視聴者に感情を喚起する力があります。英語の単語選び一つで、エモさがまったく違った印象になるのも面白い点です。
では続けて、ネイティブ同士の会話で自然に使える「エモい」英語表現を見ていきます。
ネイティブ会話で自然に使えるエモいフレーズ
リアルな口語表現のポイント
ネイティブの会話で自然に「エモい」感情を表すには、文法的な正確さよりも「口語らしさ」や「タイミングの良さ」が重要です。つまり、言葉選びだけでなく、それを使う状況や相手との関係性を考慮する必要があります。
たとえば、“That really hit me.”(本当に心に響いた)や、“I feel that deeply.”(すごく共感する)というフレーズは、相手の話や状況に共鳴したことを伝える自然な表現です。こうした口語表現はスラングほどカジュアルすぎず、日常会話でも使いやすいです。
また、映画や本、ニュースを話題にして“Honestly, that broke my heart.”(正直、心が痛んだ)といった言い回しを添えると、感情の込もった反応として非常にネイティブらしい印象を与えます。
例文:
・“That scene stayed with me.”(あのシーン、心に残ってる)
・“It’s hard to explain, but it felt meaningful.”(説明しにくいけど、意味のある感じがした)
・“That’s the kind of story that stays with you.”(記憶に残るような話だったね)
レッスンでもよく指摘されるのは、「感情を言語化する力」こそがネイティブらしい会話力につながるという点です。語彙数だけでは補えない、文脈の理解と感情のコントロールが問われる分野といえます。
人間関係を深めるエモ会話例
感情を言葉にすることは、単なる情報交換以上に、人間関係を深めるための大きな武器になります。ネイティブスピーカー同士でも、少し感情を込めた表現をすることで、会話の温度がぐっと上がります。
たとえば、“You mean a lot to me.”(あなたは私にとって大切な人だ)や、“Talking to you always makes my day better.”(あなたと話すと元気が出る)は、ストレートだけど温かみのある表現です。こうした一言は、信頼関係を築く際に効果的です。
また、“I’ve never told anyone this before, but…”(誰にも言ったことないけど…)のような前置きを使うと、会話の深さが一気に増します。これは英会話に限らず、人間関係をエモーショナルに進展させる鍵となる表現です。
例文:
・“I feel like I can be myself around you.”(君の前では素の自分でいられる)
・“I remember everything you said that night.”(あの夜の言葉、全部覚えてる)
・“I’ve never connected with someone like this before.”(こんなにつながりを感じたのは初めて)
こうしたエモい会話は、親密さを深めたい相手とのやり取りで非常に効果的です。ただし、使うタイミングを間違えると逆効果になることもあるため、相手との距離感を見極めることが大切です。
使うと不自然になるNG表現
日本人が「エモい」気持ちを英語で伝えようとして、直訳してしまうことで不自然な英語になるケースは少なくありません。たとえば、“emotional”を何にでも使ってしまうと、文脈に合わない場合が多く、ネイティブには違和感を与えることもあります。
たとえば、“This picture is emotional.”という表現は、英語として意味は通じても、ネイティブは“emotional”を人の感情や性格に使う傾向が強いため、モノや写真に対して使うと不自然に感じられることがあります。
また、“I’m feeling so sad and nostalgic and happy and emotional today.”のように、感情をすべて列挙してしまうと逆にエモさが伝わりにくくなります。英語では一つの主感情にフォーカスして、それを比喩で伝えるスタイルが好まれます。
NG例:
・“This song is very emotional.” → “This song is so touching.” が自然
・“I’m full of feelings.” → “I’m overwhelmed.” の方がネイティブらしい
・“This makes me feel so many emotions.” → “This hits me hard.” がより自然
ネイティブっぽさは「単語の選び方」ではなく、「文脈に合った自然さ」から生まれます。講師との会話練習では、ニュアンスの違いを指摘されることも多いため、自分の言い回しが本当に自然かどうかを意識してみると良いでしょう。
では次に、実際の使用シーン別に「エモい」英語スラングを例文で理解していきます。
例文で理解する「エモい英語スラング」実践集
日常会話での使用シーン
「エモい」英語スラングは、日常会話の中でもちょっとした感情のやり取りに使われることが多く、さりげなく感情を共有するツールとして非常に役立ちます。特に英会話の場では、相手との距離を縮めるきっかけにもなります。
たとえば、友達との別れ際に、“Today was really something.”(今日はすごく特別だった)と言えば、直接的に「楽しかった」と言わなくても感情が伝わります。また、疲れているけど心は満たされた時には、“I’m exhausted, but my heart is full.”(疲れたけど、心は満たされてる)という表現が使えます。
使用例:
A: “You okay? You’ve been quiet.”
B: “Just in my feels today.”(今日は感情的になってるだけ)
A: “That movie was so good.”
B: “Yeah, it hit me right in the feels.”(うん、感情にグッときたね)
たとえば、天気が雨の日や、夜に落ち着いた雰囲気の中での会話など、感情の流れに沿ってこうしたフレーズを自然に取り入れることで、ネイティブとの会話にも深みが出ます。
SNS投稿の例文テンプレ
SNSでは、文字数が限られている中でも「エモい」雰囲気を伝える必要があるため、感情が込められた短文やハッシュタグ的なフレーズが多用されます。以下に、使いやすいテンプレートをいくつか紹介します。
キャプション例:
・“Still thinking about this moment.”(この瞬間が忘れられない)
・“Some memories never fade.”(消えない記憶がある)
・“This one’s for the feels.”(これは感情に捧げる投稿)
・“Heart full, eyes tired.”(心は満たされ、目は疲れてる)
・“Woke up with that feeling again.”(またあの気持ちで目覚めた)
また、「#inmyfeels」「#bittersweet」「#nostalgicvibes」などのハッシュタグと組み合わせることで、投稿全体のエモさを演出することが可能です。SNS特有の略語やフォーマットにも慣れておくと、より自然な投稿ができます。
推し活・音楽系の例文
推し活や音楽関連の投稿では、ファンとしての気持ちを感情的に伝える「エモい」英語フレーズが多数存在します。特にライブ映像、推しの発言、MV(ミュージックビデオ)への反応などには、エモい表現が効果的に使われます。
たとえば、“Crying over this performance.”(このパフォーマンスで泣いてる)や、“Their voice just hits different.”(彼らの声、刺さり方が違う)などが挙げられます。さらに、“This song saved me.”(この曲に救われた)というように、感情の強さをダイレクトに表現するのも定番です。
使用例:
・“Not me crying at 2am over this edit.”(深夜2時にこの編集観て泣いてる私)
・“Every lyric speaks to me.”(どの歌詞も心に響く)
・“This performance is unreal.”(このパフォーマンス、現実じゃないみたい)
・“He looked at the camera like he knew me.”(カメラ目線で私のこと見てた気がする)
ちなみに、音楽系の英語スラングやエモ表現は、海外ファンと繋がる時にも非常に有効です。翻訳に頼らず自分の感情を伝えることができると、推し活がもっと豊かになります。
では次に、シーン別に実際に使える「エモい」英語表現を辞典形式で紹介していきます。
シーン別|今日から使える「エモい」英語フレーズ辞典
恋愛・友情のエモい英語
恋愛や友情をテーマにした「エモい」英語表現は、感情をストレートかつ丁寧に伝える一言が多く、ネイティブもよく使います。相手との距離感を深めるうえで、こうした言葉選びはとても重要です。
たとえば、“You mean everything to me.”(あなたは私の全て)や、“I’m so lucky to have you.”(あなたがいてくれて幸せ)などは、感謝と愛情を込めた表現として定番です。どちらも日常会話だけでなく、SNSのメッセージにも使えます。
友情に対しては、“You always show up when I need you.”(必要な時に必ず現れてくれる)や、“You’re my safe place.”(あなたは私の安心できる場所)といったフレーズがエモい雰囲気を醸し出します。
使用例:
・“I don’t say it enough, but I really appreciate you.”(あまり言えないけど、心から感謝してる)
・“You’re the person I can always count on.”(いつも頼れる存在)
・“You feel like home.”(あなたは帰る場所のような存在)
レッスンでも恋愛や友情をテーマにしたロールプレイを行う際、こうした「エモい」表現は会話に深みを与えるため、非常に効果的です。
映画・音楽・夜景のエモ表現
映画や音楽、夜景といったシーンでは、視覚や聴覚を通して感情を引き出す表現が多く使われます。これらの状況に合う「エモい」英語を知っておくと、感動を的確に共有することができます。
たとえば、“This soundtrack takes me somewhere else.”(このサウンドトラック、別世界に連れて行ってくれる)や、“This scene gives me chills.”(このシーン、鳥肌が立つ)などが代表的です。
夜景や風景に対しては、“This view is unreal.”(この景色、現実じゃないみたい)や、“The sky looks like a painting.”(空が絵画みたい)という表現が映えるうえ、エモさを引き立てます。
使用例:
・“This song speaks to my soul.”(この曲、魂に語りかけてくる)
・“The lights, the silence, the moment. Everything feels perfect.”(灯りと静けさ、その瞬間。すべてが完璧に感じる)
・“Late-night walks with music hit different.”(音楽を聴きながらの夜の散歩は特別)
ちなみに、エモいシーンでは形容詞よりも比喩的な言い回しが好まれる傾向があり、情景を表す一言を覚えておくと表現力が豊かになります。
人生・価値観・深い話の表現
深い話や人生について語るときに使える「エモい」英語フレーズは、思慮深く聞こえるだけでなく、相手に強い印象を残すことができます。こうした場面では、抽象的で詩的な表現が効果的です。
たとえば、“I’m still figuring things out.”(まだ模索中なんだ)や、“Some chapters are meant to be closed.”(閉じるべき章もある)といったフレーズは、自分の人生観や価値観を控えめに伝えたい時に適しています。
また、“You grow through what you go through.”(経験を通して人は成長する)や、“Not everything needs to be understood.”(すべてを理解する必要はない)なども、思慮深さを表す「哲学的エモ英語」として活用できます。
使用例:
・“Healing isn’t linear.”(癒しは一直線じゃない)
・“I’m learning to let go.”(手放すことを学んでいる)
・“There’s beauty in the breakdown.”(壊れる中にも美しさがある)
こうした表現は英語日記にも使いやすく、言語を通じて自己理解を深めるための良いトレーニングにもなります。ネイティブも深い会話を好む場面では、こういった「静かなエモさ」を持つ言葉を選びます。
まとめ
「エモい」という言葉は、もともと感情を揺さぶられる体験に対して使われる日本語スラングですが、英語にもそれに近い意味合いやニュアンスを持つ表現が数多く存在します。ただし、「エモい」を英語で表現するには、直訳ではなく、感情の種類や文脈に応じた適切な言葉を選ぶ必要があります。
本記事では、「エモい 英語 スラング」をテーマに、ポジティブ・ネガティブ・ノスタルジック・ロマンチックなど、感情のカテゴリごとに英語表現を紹介しました。どの表現もネイティブが日常的に使っているものばかりで、英会話やSNS投稿、英語日記など様々な場面で応用できます。
特にTikTokやInstagramでは、“in my feels”“crying rn”“this hits different”などの短いスラングが好まれ、視覚コンテンツと感情の融合が鍵となっています。加えて、友情や恋愛、音楽、映画、人生観といったテーマごとに使える「エモ英語」は、自分の心の動きをより繊細に、よりリアルに表現する力を高めてくれます。
また、英語講師やネイティブスピーカーによるレッスンでも、「感情の表現」は語彙力だけでなく、文脈の読み取りやニュアンスの理解を深める重要なステップとされています。英語を学びながら、感情を伝える術を身につけることは、語学力の向上だけでなく、人間関係を築く上でも大きな助けになるはずです。
今後、あなたがSNSに投稿するときや、大切な人との会話の中で、この記事で紹介した「エモい英語スラング」を活用してみてください。感情を伝える言葉の選び方一つで、英語の世界がもっと鮮やかに、そして深く感じられるようになるでしょう。

